ウッドデザイン賞2019
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審査委員長
赤池 学(プロジェクトデザイナー、科学技術ジャーナリスト)
建築・空間・建材・部材分野
隈 研吾(くまけんご)※ ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員・分野長
The Courier |
Message 20世紀はコンクリートの時代でしたが21世紀は木の時代です。 |
Profile 1954年横浜生。東京大学建築学科大学院修了。 |
手塚 由比(てづかゆい) ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員
Message 最近木造建築にはまっている。 |
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Profile 株式会社手塚建築研究所共同代表。建築家。 |
鈴木 恵千代(すずきしげちよ) ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員
Message 2005年に、環境をテーマとして人々がコミュニケーションする「大手町カフェ」をデザインしてから環境に関する様々な考え方に出会いました。水族館の企画を行うときに海の環境を考えていますとそれは流域の環境を考えざるを得なく、始まりとして森の環境を考えることに行きつきます。森の友達として様々な恩恵を受けてきた日本人ですが、森林資源の利用が減少していくのに合わせて悪い友達になってしまったようです。森の健康を取り戻し日本の国土に最適な環境を作り出す最初の一歩は、木と向き合い、新しいデザインを考え、森に十分な循環を与えることが今必要なことではないかと多くの人が考え始めました。「杉」の学名「クリプトメリア ジャポニカ」は 隠された日本の財産 という意味です、多くの日本人はこのことをまだ知らないように思います。今回のウッドデザインショーは、まだまだ隠された木々の財産を発見し、人々に伝える重要な意味が込められていると思います。木に対する様々な新しい考え方に出会えること楽しみにしております。 |
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Profile 株式会社乃村工藝社エグゼクティブクリエイティブディレクター。 |
腰原 幹雄(こしはらみきお) ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員
Message 日本では、古くから木を使って建築を建ててきました。しかし、建築はその時代の生活スタイル、社会システムによって変化しています。 |
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Profile 東京大学生産技術研究所教授。 |
木製品分野 ※新規委員調整中
益田 文和(ますだふみかず)※ ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員・分野長
Message 本格的なサステナブルデザインに期待する |
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Profile 株式会社オープンハウス代表。インダストリアルデザイナー。 |
髙橋 正実(たかはしまさみ) ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員
Message
ウッドデザイン賞に期待します事は、日本自体の持続可能な未来のデザイン。そしてその普遍的な仕組みともなる考え方・ライフスタイルの構築、新しい概念の開発、その先にある多くの人の豊かなワクワクとする暮らし・国の創造と循環です。 |
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Profile MASAMI DESIGN代表。クリエイティブディレクター・デザイナー。 |
島村 卓実(しまむらたくみ) ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員
Profile
クルツインク代表/プロダクトデザイナー。DOCOMOのPDA端末からSUBARUのカーデザインや「はとバス」の観光バス等の輸送機関デザイン、ショールームや小規模住宅、インテリア等の空間デザイン、家具やプロダクトデザイン
、グラフィックデザイン及び、パッケージデザイン、食品のデザイン、デザインコンサルティングなど幅広いジャンルでデザインを提案している。 |
矢島 里佳(やじまりか) ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員
Profile 株式会社和える代表取締役。1988年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。職人と伝統の魅力に惹かれ、19歳の頃から全国を回り、大学時代から日本の伝統文化・産業の情報発信の仕事を始める。大学4年時の2011年3月、「日本の伝統を次世代につなぐ」株式会社和えるを創業。日本全国の職人と共にオリジナル商品を生み出す“0から6歳の伝統ブランドaeru”を立ち上げ、東京・京都に直営店を出店。その他、日本の伝統を暮らしの中で活かしながら次世代につなぐ様々な事業を展開。内閣府「ふるさとづくり実践活動チーム」委員や、経済産業省「地域産業資源活用事業評価委員会」委員などを務める。 |
コミュニケーション分野
日比野 克彦(ひびのかつひこ)※ ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員・分野長
Message
1万年後の未来にも木の椅子はあるのだろうか?座るだけの機能であれば、より安全に、より安価に、よりスタイリッシュに、より地球環境を考えてという素材はきっと開発されていくであろう。しかし疑いもなく1万年後にも木の椅子はあるであろう。木と人の関係が現在より明らかにされ、木がない生活はありえない未来になっているからである。 |
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Profile 1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。 |
山崎 亮(やまざきりょう) ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員
Message
ファッションでも料理でもインテリアでも、世界中から珍しい材料を取り寄せることが流行った時代があったことを思い出す。懐かしいものだ。今や、そんな背伸びを好む人は少なくなっている。空輸など莫大なエネルギーを使って材料を運ぶことを好まない人が増えている。世界に向かってお金をばらまくのではなく地域で循環させたいと望む人も増えている。
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Profile 株式会社studio-L代表。コミュニティデザイナー。 |
古田 秘馬(ふるたひま) ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員
Message 木との関係を考えること。 |
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Profile 株式会社umari代表 / プロジェクト・デザイナー |
戸村 亜紀(とむらあき) ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員
Message 賞の開設を通じて長期的に持続できる産地や雇用を増やし、素材や資源としてだけの“木”ではなく、日本の森の現状や、森と人との深い関わりが取り組みや商品を通じて次世代へ伝えられる記録になることを期待しています。 |
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Profile クリエイティブディレクター。 |
技術・研究分野
伊香賀 俊治(いかがとしはる)※ ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員・分野長
Profile 慶應義塾大学理工学部教授。 |
相茶 正彦(あいちゃまさひこ) ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員
Message 木は、日本人が古来より大切に利用してきた我が国の貴重な資源です。木を資源として有効に活用するためには、木が資源として使えるようになるまでの成長時間に配慮することが重要です。先人たちは、このことを経験的に習得し長い年月の中で繰り返して来ました。現在、未利用木質バイオマスのエネルギー利用が全国で広がっていますが、山の木をそのまま燃料として使用することは、もったいないことだと思います。新たに創設された「ウッドデザイン賞」が、これまで用途が限られていた木質バイオマスに新たな活用の道を切り開くものとなり、我が国の森林資源が持続可能な資源となることを期待します。 |
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Profile 株式会社エス・アール・シー取締役。 |
恒次 祐子(つねつぐゆうこ) ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員
Message 身の回りにはたくさんの木で作られたものがあります。見渡すと例えば木のテーブルや椅子などの家具が目に入りますし、部屋の床や壁、天井にも木が使われているかもしれません。そのように思って身の回りを見てみると、人間はずいぶんと木が好きなのだなと思われてきます。どうも人は木の色や香りに「いいな」「ほっとするな」という感じを受けるようです。ただし、その「感じ」を科学的に裏付けた研究はこれまでにあまり多くありません。「木の良さ」を明らかにする研究、その良さを伸ばして役立てる技術の開発がこれからますます求められるようになると思います。ウッドデザイン賞技術・研究分野がそのような取り組みに光をあて、様々な研究技術開発のきっかけとなることを願っています。 |
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Profile 国立研究開発法人森林総合研究所 |
青木 謙治(あおきけんじ) ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員
Message 近年の日本では、戦後植林したスギ・ヒノキなどの国産材が伐期を迎え、様々な形で資源の有効活用が図られています。 |
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Profile 東京大学 大学院農学生命科学研究科 講師 |