ウッドデザイン賞2015
審査委員会について
(敬称略・※印は分野長)

審査委員長

赤池 学(プロジェクトデザイナー、科学技術ジャーナリスト)

建築・空間・建材・部材分野

隈 研吾(くまけんご)※  ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員・分野長

隈 研吾

The Courier

Message

20世紀はコンクリートの時代でしたが21世紀は木の時代です。
木の持っている質感を都市に取り戻すことが建築家の義務だと思います。

Profile

1954年横浜生。東京大学建築学科大学院修了。
1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。
2009年に東京大学大学院教授に就任、現在に至る。
根津美術館(2009年)、銀座歌舞伎座(第五期、2013)フランスブザンソン芸術文化センター(2012)、FRACマルセイユ(2013)、エクサンプロバンス・コンセルバトワール(2013)を完成させ、進行中のプロジェクトも多数。
海外での授賞歴には、2007年にベストグローバルデザイン国際建築賞、2008年フランスのエネルギー・パフォーマンス建築賞など。RIBA国際会員、AIA(全米建築家協会)名誉会員も務めている。

手塚 由比(てづかゆい)  ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員

手塚 由比

Message

最近木造建築にはまっている。
木の建築の良さを新ためて認識するようになったのは、南三陸のあさひ幼稚園を設計してからである。あさひ幼稚園では津波で潮枯れした杉の大木を余すところなく使い切って幼稚園を作り上げた。建築を通して津波の記憶を残すためである。出来上がった建築を見て、木は生き物だと実感した。木には、その木が育つ過程で受けてきた太陽の光や水のエネルギーが木材となってもなお宿っているのではないかと思う。木目は木の成長の痕跡である。木目を見ていると木が長い年月をかけて育ち、ここに木材として存在するようになった過程が想像され、不思議な縁のように感じられる。木は古くから、建築の材料として使われて来た。日本建築はまさしく木造の文化であるし、石造の文化とされるヨーロッパですら、小屋組は木である。木で建築を作ることは、人間にとって実に自然な営みなのだ。木にぬくもりを感じるのは、ジャングルで進化した人間のDNAに埋め込まれたものなのかも知れない。今や技術が進歩し、より人間らしい生活を求めることが出来る時代になってきた。ありとあらゆる素材がある中で、今新ためて木の可能性を見つめ直すことは、自然な時代の流れだと感じている。

Profile

株式会社手塚建築研究所共同代表。建築家。
1969年神奈川県生まれ。武蔵工業大学(現東京都市大学)卒。
ロンドン大学バートレット校留学。
雪に埋もれる自然科学館キョロロや楕円形の屋根で子供が遊ぶふじようちえんなどを手掛け、日本建築学会賞などを受賞。
注目を集める若手建築家。

鈴木 恵千代(すずきしげちよ)  ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員

鈴木 恵千代

Message

2005年に、環境をテーマとして人々がコミュニケーションする「大手町カフェ」をデザインしてから環境に関する様々な考え方に出会いました。水族館の企画を行うときに海の環境を考えていますとそれは流域の環境を考えざるを得なく、始まりとして森の環境を考えることに行きつきます。森の友達として様々な恩恵を受けてきた日本人ですが、森林資源の利用が減少していくのに合わせて悪い友達になってしまったようです。森の健康を取り戻し日本の国土に最適な環境を作り出す最初の一歩は、木と向き合い、新しいデザインを考え、森に十分な循環を与えることが今必要なことではないかと多くの人が考え始めました。「杉」の学名「クリプトメリア ジャポニカ」は 隠された日本の財産 という意味です、多くの日本人はこのことをまだ知らないように思います。今回のウッドデザインショーは、まだまだ隠された木々の財産を発見し、人々に伝える重要な意味が込められていると思います。木に対する様々な新しい考え方に出会えること楽しみにしております。

Profile

株式会社乃村工藝社エグゼクティブクリエイティブディレクター。
空間デザイナー。千葉大学非常勤講師。
1956年生まれ。多摩美術大学建築学科卒。
エキシビジョン、企業PR施設、商業施設、ミュージアムなど広範囲にわたりデザイン・アートディレクション及びプロデュースを手掛ける。

腰原 幹雄(こしはらみきお)  ウッドデザイン賞 建築分野 審査委員

腰原 幹雄

Message

日本では、古くから木を使って建築を建ててきました。しかし、建築はその時代の生活スタイル、社会システムによって変化しています。
現代の生活スタイルにあい、現在の日本の森林資源を活かした建築はどのようなものなのか、木を新しい建築材料としてとらえると新しい可能性も見えてきます。
環境に優しいから木を使うだけでなく、快適な空間、魅力ある建築としての木造建築に期待しています。

Profile

東京大学生産技術研究所教授。
1968年千葉県生まれ。東京大学工学部建築学科卒。
構造の視点からさまざまな材料の可能性を追求。
新しい木の可能性について考えるNPO法人team Timberizeを設立、理事長を務める。

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木製品分野

益田 文和(ますだふみかず)※  ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員・分野長

益田 文和

Message

本格的なサステナブルデザインに期待する
我が国は、国土の大半を森林が占めており、歴史的にも木材や竹などをはじめとする森林資源への依存度が高い文化を特質としてきた。建築をはじめ、建具や工芸品から様々な日用品や繊維製品までそのほとんどを森林由来の自然資源によって賄ってきた。それは、何千年も続いてきた「サステナブルなものづくり」の仕組みであり、食料も含め、最も安定した国の形の土台であった。過去一世紀の間に過度な輸入地下資源依存体質に陥ったこの国の産業・経済・消費社会の健全化のためには、再生可能資源・エネルギーの国内調達比率の圧倒的回復が急務であり、その根幹にあるのが国産木材の有効活用である。いわゆる付加価値的なデザインなどではなく、地下資源にとって代わる本格的な代替資源である国産木材ならではのデザイン開発に期待したい。

Profile

株式会社オープンハウス代表。インダストリアルデザイナー。
1949年東京都生まれ。東京造形大学卒。東京造形大学教授。
インダストリアルデザイン、特に地球環境的要因を基軸とするサスティナブルデザインを研究テーマとして、様々な製品デザインを手掛ける。

髙橋 正実(たかはしまさみ)  ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員

髙橋 正実

Message

ウッドデザイン賞に期待します事は、日本自体の持続可能な未来のデザイン。そしてその普遍的な仕組みともなる考え方・ライフスタイルの構築、新しい概念の開発、その先にある多くの人の豊かなワクワクとする暮らし・国の創造と循環です。
日本人は元より、木の種類や性質を見抜き、使い分け、自然を学び、リサイクルを考え、ものづくりへ応用し、日常ではまるで木と相談までし合い、共存し合う様に、木の様々な能力を活かし、ものづくりやくらしのかたちを上手にデザインし、そして代々伝えてきました。
木との長い歴史を持つ多くの先人達の歴史の上に今私達は生きている事、そして今、日本は多くの時代を経て(木の事をまるで少し忘れてしまったかの様な時代さえも経て)、様々な経験の上に立ち、そして戦後植樹した木が丁度活用の時の迎えた今、ウッドデザイン賞が、木について考え行動を起こす場となり、日本が活性化する現場となります事を期待しています。
地球温暖化を防げるかも知れない。国内ものづくりを復活出来るかも知れない。後継者問題を解決出来るかも知れない。病気が減るかも知れない。きっとまだ知らない木の可能性が恐ろしい程ある事に気付くかも知れない。
ウッドデザイン賞からダイナミックに広がる未来への夢を見たいです。日本の未来を創造していくウッドデザイン賞にとても期待をしています。

Profile

MASAMI DESIGN代表。クリエイティブディレクター・デザイナー。
1974年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒。
コンセプトワークを得意とするところから、グラフィック、パッケージ、プロダクト、インテリア、空間、CIなど分野を越えた幅広いジャンルで活躍中。

山田 遊(やまだゆう)  ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員

山田 遊

Message

ここ5年程、バイヤーとして、また、その他のプロジェクト等で、頻繁に国内各地の産地を 訪れていますが、その中でも木工の産地へと赴く際、地元林業の現状を実際に見聞きする機会も 自然と多くなりました。どの場所でも痛切に感じるのは、継続的に国産材を活用する必要性、 そして、その具体的な活用方法が現場では求められている、という点です。
そもそも木は、人間にとって本能的に愛着や安心感といった感情を自然と抱かせてくれる、 人との距離が極めて近い素材であると言えるでしょう。また、そうした感情は、自身が産まれ育ち、 生活する場所で採集された木材であれば、本来、尚一層深まるはずです。
一方で、人間が頭の中で考え、産み出すデザインは、この世の中に存在する課題を解決するための 一つの重要な手法と言えるでしょう。現在の、国産材にまつわる課題を打破するようなアイディアや デザインが、このアワードの存在を通して、数多く世の中に浮かび上がってくることを期待しています。

Profile

株式会社メソッド代表取締役。
2013年「別冊Dicover Japan 暮らしの専門店」(エイ出版)、2014年「デザインとセンスで売れる ショップ成功のメソッド」(誠文堂新光社)より発売。
グッドデザイン賞審査委員をはじめ、各種コンペティションの審査員や、今日と精華大学非常勤講師など、教育機関や産地などでの講義・講演など、多岐に渡り活躍中。

三谷 龍二(みたにりゅうじ)  ウッドデザイン賞 木製品分野 審査委員

三谷 龍二

Message

工場を捨てて、街へ出よう
これまでの木づかい運動に、今度「新」がついた。そこでなにが変わったかというと、(ぼくの推察だが)作る側の視点から、使う側の視点への転換なのではないだろうか。
山に豊富にある杉や唐松。その木をどのように使ったらいいか、という「木づかい」の発想には、送り手の側の論理、作る側の都合が色濃く出ている。自分たちの手持ちの材料と技術を使ってなにができるか、という発想だから、思考の幅も、柔軟性も欠くことになり、だから小手先で新味を加えるだけで、結局これまでとあまり変わらないものしか生まれなかったのではないだろうか。生産側がそこで見ているものは、仕事場にある機械や材料。つまり具体的にひとの暮らしが見えていなかったのである。
だから「山や工場を捨てて、街へ出よう」なのである。今、生活者はなにを困り、なにを求めているのか。それを知るにはマーケティングでは判らない。作る人が、優れた生活者になる必要があるのだった。だから自ら台所に立ち、ごはんを作り、食う寝るところ、住むところ、自分の身体を使って、暮らしてみる。そして、心から暮らすこと、生きることが楽しいと感じたとき、はじめて「こんなものがあったら」、と思うものが見えてくるはずである。それが「新」の意味、社会が欲しいものなのである。

Profile

木工デザイナー。
1952年福井県生まれ。
1981年、長野県松本市に工房ペルソナスタジオを開設。
陶磁器のような普段使いの器を提案、多くの共感を得、木工の世界を広げることに貢献。
2011年松本市内にギャラリー「10cm」をオープン。
全国で個展を多数開催。著書に「木の匙」「僕の生活散歩」(新潮社)「日々の道具帖」(講談社)など。

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コミュニケーション分野

日比野 克彦(ひびのかつひこ)※  ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員・分野長

日比野 克彦

Message

1万年後の未来にも木の椅子はあるのだろうか?座るだけの機能であれば、より安全に、より安価に、よりスタイリッシュに、より地球環境を考えてという素材はきっと開発されていくであろう。しかし疑いもなく1万年後にも木の椅子はあるであろう。木と人の関係が現在より明らかにされ、木がない生活はありえない未来になっているからである。
その未来の予感は「なんとなくわかるなー」という私たちの感覚が証明している。その予感をひとつずつ形にしていきましょう。

Profile

1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院修了。
在学中に「段ボール」を用いた作品で注目を浴び、以後、舞台美術やパブリックアートなど、多岐にわたる分野で活動中。
各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップも多く手がけている。
東京藝術大学美術学部先端藝術表現科教授。

山崎 亮(やまざきりょう)  ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員

山崎 亮

Message

ファッションでも料理でもインテリアでも、世界中から珍しい材料を取り寄せることが流行った時代があったことを思い出す。懐かしいものだ。今や、そんな背伸びを好む人は少なくなっている。空輸など莫大なエネルギーを使って材料を運ぶことを好まない人が増えている。世界に向かってお金をばらまくのではなく地域で循環させたいと望む人も増えている。
木材も同じだ。地域の材を使い、地域の環境や産業を持続可能にし、地域の経済に貢献する。こうした考え方は正しい。正しいことを考えるときに重要なのが、それが美しさを備えているかどうかだ。「正しい」だけでは、人は動かない。「正しい」と「美しい」を兼ね備えたウッドデザインに出合うことを楽しみにしている。

Profile

株式会社studio-L代表。コミュニティデザイナー。
東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学農学部卒(緑地計画工学専攻)。
まちづくりのワークショップ、市民参加型の朴マネジメントなど、地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。

古田 秘馬(ふるたひま)  ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員

古田 秘馬

Message

木との関係を考えること。
これがウッドデザイン賞のコンセプトにある考え方だと思います。
木との関係とは人類が誕生してから何千年以上も共存してきた関係です。
木との関係をデザインするということは、地球という生命体との関係とどのように向き合うかでもあります。
見た目のデザインということに捉われず、これからの社会がどのように自然を生かして日常の中で共生をするのか?それがこのウッドデザイン賞を通して発信できることを期待しております。

Profile

株式会社umari代表 / プロジェクト・デザイナー
東京都生まれ。慶應義塾大学中退。
東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。
農業実験レストラン「六本木農園」や日本の食文化を次世代に継承する“三世代で学べる”レストラン「むかしみらいごはん」など、都市と地域、世代などを繋ぐ仕組みづくりを行う。
現在は東北の農業経営者の育成プロジェクトなど地域の農業の経営強化や、海外に日本の食文化を伝えるPeace Kitchenプロジェクトなどを手掛ける。

戸村 亜紀(とむらあき)  ウッドデザイン賞 コミュニケーション分野 審査委員

戸村 亜紀

Message

賞の開設を通じて長期的に持続できる産地や雇用を増やし、素材や資源としてだけの“木”ではなく、日本の森の現状や、森と人との深い関わりが取り組みや商品を通じて次世代へ伝えられる記録になることを期待しています。

Profile

クリエイティブディレクター。
商業施設のネーミングからロゴデザイン、プロダクト開発など幅広く活躍。
環境問題や地域産業復興などを通じて次世代の居場所と出番の創出を目指した取り組みを行う。
現在は地域資源の活用、付加価値化を実践する株式会社ファーメンステーションでも企画開発を協同している。

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技術・研究分野

伊香賀 俊治(いかがとしはる)※  ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員・分野長

伊香賀 俊治

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Profile

慶應義塾大学理工学部教授。
1959年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒。
建築と都市を対象としたサスティナブル建築デザイン、ライフサイクルアセスメント、建築効率評価、環境・エネルギーシュミレーションを研究。

相茶 正彦(あいちゃまさひこ)  ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員

相茶 正彦

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木は、日本人が古来より大切に利用してきた我が国の貴重な資源です。木を資源として有効に活用するためには、木が資源として使えるようになるまでの成長時間に配慮することが重要です。先人たちは、このことを経験的に習得し長い年月の中で繰り返して来ました。現在、未利用木質バイオマスのエネルギー利用が全国で広がっていますが、山の木をそのまま燃料として使用することは、もったいないことだと思います。新たに創設された「ウッドデザイン賞」が、これまで用途が限られていた木質バイオマスに新たな活用の道を切り開くものとなり、我が国の森林資源が持続可能な資源となることを期待します。

Profile

株式会社エス・アール・シー取締役。
木材利用・バイオマスコンサルタント
木質系資源活用コンサルタントとして、岡山県真庭市をはじめ全国各地のプロジェクトのコンサルティング、リサーチを実施。

恒次 祐子(つねつぐゆうこ)  ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員

恒次 祐子

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身の回りにはたくさんの木で作られたものがあります。見渡すと例えば木のテーブルや椅子などの家具が目に入りますし、部屋の床や壁、天井にも木が使われているかもしれません。そのように思って身の回りを見てみると、人間はずいぶんと木が好きなのだなと思われてきます。どうも人は木の色や香りに「いいな」「ほっとするな」という感じを受けるようです。ただし、その「感じ」を科学的に裏付けた研究はこれまでにあまり多くありません。「木の良さ」を明らかにする研究、その良さを伸ばして役立てる技術の開発がこれからますます求められるようになると思います。ウッドデザイン賞技術・研究分野がそのような取り組みに光をあて、様々な研究技術開発のきっかけとなることを願っています。

Profile

国立研究開発法人森林総合研究所
構造利用研究領域木質構造居住環境研究室 主任研究員
1972年東京都生まれ。
東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻修了。
生理応答を用いた木質居住環境の快適性評価、木材利用による地球温暖化防止効果の定量的評価などを研究。
木質系資源の有効活用について様々な提言を行っている。

青木 謙治(あおきけんじ)  ウッドデザイン賞 技術・研究分野 審査委員

青木 謙治

Message

近年の日本では、戦後植林したスギ・ヒノキなどの国産材が伐期を迎え、様々な形で資源の有効活用が図られています。
国産材の需要は増えているものの、自給率は未だに30%に届かず、更なる活用の方向性を模索している状態です。
今回のウッドデザイン賞の中から、新たな国産材活用の可能性が見いだせることを大いに期待しています。

Profile

東京大学 大学院農学生命科学研究科 講師
1972年東京都生まれ。東京大学農学部林産学科卒。
建築物の壁面・床面などの耐力評価を主な研究テーマとして多数の研究成果を発表。
木造建築の可能性を広げるCLT(直交集成板)の研究開発や大規模木造建築の要素技術開発などで先導的な役割を果たしている。

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